昭和の夕方、カブトムシを取りに行く習慣があった。~昭和と現代の子供の違い~

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私は昭和生まれの50代です。子供の頃、夏休みになると、毎日のようにカブトムシやクワガタムシを取りに行っていました。

その時のワクワク感や感動は、今でも忘れられません。しかし、現代の子供たちは、そんなことに興味がないようです。なぜでしょうか?

昭和と現代の子供の違いについて、私なりに考えてみました。

昭和の夕方、カブトムシを取りに行く習慣があった。

昭和時代の子供たちは、早朝や雨が上がった後の夕方というのは、カブトムシやクワガタムシを取りに行くのが絶好の時間でした。

私もそうでした。近所の山に行って、木の幹や枝を探して、カブトムシやクワガタムシを見つけると、大喜びして捕まえていました。

その時の感覚は、五感を全部使っていました。

カブトムシやクワガタムシの姿や色や形や模様を目で見て、触角や足や甲羅を手で触って、重さや硬さやぬめりを感じて、羽音や鳴き声を耳で聞いて、匂いを鼻で嗅いでいました。それらの感覚が一体となって、私たちにカブトムシやクワガタムシという生き物の魅力を教えてくれました。

現代の子供たちは、カブトムシを取りに行かない。

現代の子供たちは、そんなことに興味がないようです。

カブトムシやクワガタムシを取りに行くことは、彼らにとって優先順位が低いからです。

彼らは、スマートフォンやゲーム機やテレビなどのデジタルデバイスに夢中です。それらのデバイスは、彼らに多様な情報やエンターテイメントを提供します。彼らは、それらのデバイスを通して、カブトムシやクワガタムシという生き物を知ることができます。

しかし、それは画面上で見るだけであり、実際に触ったり聞いたり嗅いだりすることはできません。五感を使って体験することはありません。それでは、カブトムシやクワガタムシという生き物の魅力を本当に理解することはできるでしょうか?

昭和と現代の子供の違い

昭和と現代の子供の違いは、生活環境や価値観が変わったことによるものだと思います。

昭和時代は、自然と触れ合う機会が多くありました。

公園や山は身近な場所でした。カブトムシやクワガタムシを取りに行くことは、楽しみであり冒険であり学びでした。

現代は、自然と触れ合う機会が少なくなりました。公園や山は遠い場所になりました。

カブトムシやクワガタムシを取りに行くことは、面倒であり危険であり無意味になりました。

私たちは、昭和と現代の子供の違いを認めるとともに、それぞれの時代の良さや悪さを見つめ直す必要があると思います。

カブトムシやクワガタムシは、私たちにそんなことを教えてくれるのかもしれません。