アウトプット大全とインプット大全の感想(樺沢紫苑著)

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セミナーでメモばかりの人

セミナーや授業でメモばかりずっと取っている人は、 情報のインプットの仕方がおかしい。

自分で理解できていることを聞いた時はわざわざメモする必要はないし、 著者が書かれているように、人の姿とか表情をよく観察しながら話を聞くべきだ。

ためになることを指導してくれる人というのは、その身振りにメッセージを込めてくれている場合が多い。

また常にメモを取らないといけないのであればもう少し事前に理解した上で受講に臨むべきだろう。

セミナーで学ぶべきことというのは、大きなポイント、新しい発見を数個すればいいのだ。それは実際にその人に会ってみないと 得ることのできない情報である。

非言語コミュニケーションを上達させるためには、自分の内面を普段から整理しておくことと、命が躍動していることが必要である。

そうすれば、いちいちノートに取らなくても耳や目でその情報を瞬時に記憶して新しい気づきを次々と残していくことができる。

それは、勉強とか必死でやるというスタイルではなくて、他人と団欒するような、おおらかな気持ちで臨むべきである。

非言語コミュニケーションについて

実際に会って話すのと会わずに話すのとでは、 入ってくる情報量が全く違うということをよく書かれています。

実際に会うことによって、その人の振る舞いを見れば人柄と今まで言われていた内容とが一致した時に、とても記憶に残るということです。

私の場合、高齢者の親がいますので生活の世話をしますが、何も言ってないのに機嫌が良い時と悪い時があります。

これも、樺沢先生が動画でよく言われている 生活支援する側の 心の持ち方というのが以心伝心で伝わってしまうということです。

結局、自分の心の 底に存在する潜在意識というのが表面に現れてくる。

それは、言葉には出さなくともその人の振る舞いとして コミュニケーションの役割を持っています。

人の真価というのは、振る舞いで分かるとも言えます。

問題解決のために本を読む

2019/09/06  今日は、32℃の晴天、真夏だ

「悩みの95%が解決します」樺沢先生の名文句です。
確かに、人生とは悩みの解決の連続そのもの。昭和時代でも、先人は悩みの解決のために奔走し続けたのだ。
現代は個人の時代で、自分のパソコン設定の悩みなど、その人しか分からない悩みで溢れているだろう。悩みが解けない人は、泥沼に落ちていきそうだ。
しかし、逆にITをうまく使っている人は、昔より悩みを簡単に解決していっていると思う。検索すれば、あっという間に解決したりする。
読書も同様だろう。ネットに載っていないまとまった内容があれば、読めば人生の問題は解ける。すると、毎日、止まること無くスムースに生活を送れるんだ。
だから、この本に書かれているように、問題を解くために読む、悩みを解決するための読書は非常に重要だ。
人生を上手に生きていける。

「インプット大全」早速GET!

(8月4日初投稿)

8月3日の発売日に、「インプット大全」が届きました。
「アウトプット大全」は、2018年に読みました。
とても、勉強になっています。

著者は、アウトプットを前提としたインプットを勧めている。
自己成長のサイクルは、インプット、フィードバック、アウトプットを繰り返すことだと。

これは、決めて、祈って、行動する。
「信行学」と同じことと解釈できます。
自分が変わらないと、何も変わらない。
分かるとは、変わること。
これと同じことです。

また、今回の本でも、色々な私の知らない角度から、インプットをまとめてくれているみたいだ。楽しみに、一つ一つ、読んできます。
大事なことは、読んで行動、システムが変わること。

インプットは「質」が大事!

はじめに、著者が言われている。
ここで思い起こすのは、「貧乏人の金失い」と言う言葉。
言っていることは同じだが、この言葉は、物質的ではない。
つまり、人間的な表現を出すことで、余計な要素を想起させるため、現象に集中できにくい。
「量」を増やせば成績が上がるという信仰は捨てるべきということだ。

インプットする際は目標設定が必要。

闇雲にインプットすると、与えられたものを何でも取り入れてしまい、キリが無くなる。自分が、どの方向に向かっているのか分からなくなるということだ。
アウトプットの時は、能動的なのでそれに気をつけなくても、まあまあ行けるが、インプットは特に駄目らしい。
近年は、新しい分野が次々と出てきているので、あっちもこっちもインプットしたくなる。しかし、それは結局、一つのことを極められないのだろう。入ってくる時に、フィルターで選別する機能を常に持つことだな。
それには、自分は何をする人なのか、何のプロなのかという自覚が大事なんだろう。