新築時の配管計画:基礎の外側を通すべきか?
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自宅の水道の配管のどこかで、水が漏れているようです。 床下に潜って確認しましたが、配管はセメントの基礎の外側から入ってきていますので、基礎の外側に埋め込まれているようです。 通常、建築する際は、配管は基礎の外を通すものでしょうか?
回答1
水道の配管が家の基礎の外側を通ることは一般的です。基礎工事が完了した後、屋外給排水の配管工事が行われ、道路から敷地内への引き込み・接続と敷地内部での給排水管の敷設・埋設が行われます1。これには、公共の下水道管がある場合の接続や、公共下水が未施工の場合の合併浄化槽などの設置が含まれます。
また、新築工事においては、基礎が完成した段階で給排水工事を行うのが主流です。これは、給排水管の大部分が床下を通って配管されるため、後の工程で床下部分が隠蔽されると、配管作業が非効率になるからです2。
基礎の立ち上がり部分を貫通して配管を外に出す方法もありますが、これは配管・配管スリーブが外部に露出するため、見た目が悪くなる可能性があります3。基礎内も通常は塩ビ管で配置され、基礎の下を通って外まで出て外配管に接続されます4。
水漏れが発生している場合、配管の接続部分や破損している部分が原因である可能性が高いです。専門家による詳細な診断と修理が必要になるかもしれません。安全を確保するためにも、早急にプロの配管工に相談されることをお勧めします。
回答2
一般的には、給水・排水管は基礎の外側を通すのが一般的です。基礎内を通す場合もありますが、漏水リスクやメンテナンス性の観点から、外側を通す方が望ましいとされています。
基礎外側を通すメリット
- 漏水発見がしやすい: 基礎内を伝って漏水した場合、床下などから水が染み出したり、カビが発生したりして発見しやすい。
- メンテナンスがしやすい: 漏水箇所や破損箇所があっても、基礎を壊さずに修理できる。
- 凍結防止: 基礎内よりも外側の方が凍結しにくい。
基礎内側を通す場合
- 設計や施工が複雑になる: 基礎に穴を開けたり、スリーブを設置したりする必要がある。
- 漏水発見が困難: 基礎内を伝って漏水した場合、発見が遅れたり、床や壁を壊す必要がある場合もある。
- メンテナンスが困難: 漏水箇所や破損箇所があっても、基礎を壊さなければ修理できない。
ただし、状況によっては基礎内側を通す場合もあります。
- 寒冷地の場合: 基礎外側を通すと凍結する恐れがあるため、基礎内側を通す。
- 狭小地の場合: 敷地内に十分なスペースがないため、基礎内側を通す。
- 設計上の理由: 建物の構造やデザイン上の理由で、基礎内側を通す。
**今回のケースでは、床下に潜って確認されたとのことですので、**漏水箇所が基礎の外側にある可能性が高いです。しかし、念のために、専門業者に調査してもらうことをお勧めします。
専門業者に調査を依頼する際のポイント
- 経験豊富な業者を選ぶ: 水道工事に関する知識と経験が豊富な業者を選びましょう。
- 複数の業者に見積もりを取る: 複数の業者に見積もりを取ることで、適正な価格で依頼することができます。
- 保証内容を確認する: 修理後に問題が発生した場合の保証内容を確認しておきましょう。