本は思考のアンカーポイント

本とWEBとを比較してみた。
本はWEB(電子書籍)に取って代わられてきている。
電子書籍はかさばらないから、何冊分も入れることができる。
電子書籍のデメリットとして、
機械の中に閉じてしまう状態になるので、
読みかけていた場所をすっかり忘れてしまったりする。
ここで、「物」について考えてみると、
「物」は在るだけで忘れさせない働きがある。
本も「物」だ。本は人の思考展開の助けとなるもので、
それが「物」としてあることは、
忘れさせない働きを持って有難いものとなる。
つまり、思考のアンカーポイントの役割をしてくれる。
それは、思考展開の「踏み台」として触ることができるから、
驚きの働きだと思った。