心田を荒らされないように


心と人間の成長との関係について考えてみる。

人間について考える時、しばしば心と体を区別して述べられることが多いです。精神と肉体の関係は、古代からずっと考えられてきました。現在においても、心と体のバランスを保つことは、とても重要なことです。

まず、大切なのは心であるということです。
「病は気から」といいますが、心が健康であることが、
体の健康につながり、精神の発達、思考の発達に影響してきます。
心が健康とは、心が充実感・幸福感で満たされている状態といえるます。
そういう時は、ホルモンの分泌も活発に行われ、頭脳も明晰になります。

自分の意に沿わない事が起こった時や、
何かの害をこうむった時、環境が急に変わった時などは、苦痛を感じます。
苦痛は体でも感じますが、心が占める割合が多いのが常です。
こういう時は、上手くいかないことに対する愚痴や怒りで心が満たされてしまいます。
そして、プラス思考ができなくなり、破壊的になります。

そして、心田が荒らされた状態になる。
「心田」という言葉は、心を田畑に例えたもので、
肥えた土の田畑には大きな実の作物が育つように、
人の豊かな心にもたくましい思想・アイデアが芽生えるところから、
しばしば用いられます。

心を常に豊かな状態に保っておくには、どうすればいいか?
第一に、進んで良い物に触れることです。
美しい芸術・文学・人間性、これに触れた時、その人の心は豊かになります。
そして、新しい自分の可能性を見つけ出すきっかけを作ることが出来ます。
そして、この豊かな心を荒らされないためには、外敵を心中に入れないこと。
敵に対して同調しないことです。

敵は、人間や障害物ばかりを言うのではありません。
一番の敵は、悪い思想です。
悪い人間がいたとすれば、その人が悪いのは当たり前に思えますが、
言い換えれば、その人の持っている思想が悪いのです。
その思想を自分の心田に入れなければ、常に幸福感が保たれ、
真っ直ぐなたくましい苗木に作物を、
生産していくことができるでしょう。