固定電話をスマホに転送!「050」「0800」の迷惑電話を自動で拒否する方法【Android】

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実家の固定電話にかかってくる電話をスマホに転送している方は意外と多いのではないでしょうか。

高齢のご両親に代わって、息子や娘が着信対応することで、詐欺や迷惑電話を防ぐための工夫としても注目されています。

しかし、そこで困るのが「迷惑電話の多さ」。特に「050」や「0800」から始まる電話番号は、営業・勧誘・詐欺系の電話が多く、できれば最初から自動でブロックしてしまいたいという方も多いはず。

本記事では、Androidスマホで「050」や「0800」などの特定の番号からの着信を自動拒否する方法を徹底解説します。


1. 固定電話の転送で浮き彫りになる迷惑電話の実態

まず、実家の固定電話にかかってくる電話をスマホに転送する仕組みを簡単におさらいしておきましょう。

固定電話 → スマホ転送の仕組み

  • NTTやケーブルテレビなどの固定電話サービスで、スマホへの転送設定が可能。
  • 高齢者の見守りや、遠方に住む親の代わりに子どもが着信を取る目的で活用されている。
  • しかし、迷惑電話もスマホに届くようになるため、ストレスが増える一面も。

ここで問題となるのが、「050」や「0800」などの番号からの着信が非常に多いことです。

  • 「050」はIP電話や営業電話でよく使われる。
  • 「0800」はフリーダイヤルだが、コールセンターや勧誘系に多い。

これらを一括で拒否できれば、かなり快適になります。


2. Androidスマホでできる!特定番号の拒否設定

Androidスマホには、着信拒否の機能が基本的に搭載されています。しかし、その標準機能だけでは、「050」や「0800」で始まる番号の先頭(プレフィックス)単位での拒否はできないケースが多いです。

以下に、3つのアプローチをご紹介します。


3. 方法1:電話アプリの「着信拒否リスト」機能を使う(機種依存)

多くのAndroidスマホには「電話」アプリの設定に**「着信拒否」または「ブロック」機能**があります。

設定手順の一例(Google純正電話アプリ)

  1. 電話アプリを開く
  2. 右上の「︙」をタップ → 設定
  3. 「ブロック済みの番号」または「着信拒否設定」を開く
  4. 拒否したい番号を手動で追加

残念な点

  • 「050*」「0800*」のようなワイルドカード(プレフィックス)入力ができない
  • 登録済みの番号しかブロックできないため、新しい番号には対応できない

4. 方法2:迷惑電話対策アプリを導入する(おすすめ)

「プレフィックス(頭4桁)単位でのブロック」をしたい場合、サードパーティの通話ブロックアプリを活用するのが現実的です。以下におすすめアプリを紹介します。

■ 迷惑電話ブロック(NTTドコモ)

  • ドコモユーザー向けだが、迷惑電話のデータベースが豊富
  • 「050」や「0800」などの番号帯をまとめて拒否可能
  • 月額330円(初月無料)

■ Whoscall(フーズコール)

  • 台湾発の人気アプリ
  • 世界的な迷惑電話データベースを活用
  • 無料プランあり(有料で広告なし・自動ブロックも可能)

■ Call Blocker(ブラックリスト型)

  • ユーザーが任意にプレフィックス(例:050、0800)を登録可能
  • 一定の柔軟性あり(無料でも使える)

■ Truecaller

  • 世界中で使用されている迷惑電話フィルターアプリ
  • 特定番号・キーワード・プレフィックスで自動ブロック可

これらのアプリを活用すれば、「050」や「0800」などの番号帯をあらかじめまとめてブロック設定できるため、事前に対策が可能です。


5. 方法3:Google連絡先で迷惑番号にラベル付け(連携型対策)

少し上級者向けの方法ですが、Googleアカウントと連絡先管理を連携させることで、迷惑番号に特定のラベルをつけて、スマホ側でフィルタリングすることも可能です。

例えば:

  • Google連絡先で「050〜」の番号を「迷惑電話」ラベルに追加
  • スマホ側の通話アプリで「迷惑電話ラベルを通知しない」に設定

※ただし、数が多すぎると管理が煩雑になるため、手間を惜しまない方向け。


6. 通信会社による追加サービスもチェック!

もしあなたのスマホが大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)であれば、迷惑電話対策のオプションサービスが提供されている場合があります。

  • ドコモ:「あんしんセキュリティ」や「迷惑電話ストップサービス」
  • au:「迷惑メッセージ・電話ブロック」
  • ソフトバンク:「迷惑電話ブロック」

これらは端末と連動して動作するため、転送されてきた電話にもある程度の効果があります。


7. 今後のポイント:AIによる自動判定も進化中

Google Pixelなど一部のスマートフォンでは、AIによる迷惑電話の「自動検出・警告」機能も実装されつつあります。

  • 通話前に「スパムの可能性あり」と表示
  • 音声を解析して自動で拒否する機能(将来的に拡張予定)

つまり、今後は「050や0800だけでなく、内容に応じたブロック」も可能になるかもしれません。


まとめ:迷惑電話はスマートに「番号帯」で防ぐ!

方法メリットデメリット
電話アプリでブロック簡単・無料番号単位でしか不可
専用アプリ導入プレフィックス対応・自動学習設定が必要、有料プランもあり
Google連絡先ラベル高度な管理が可能手動管理が煩雑
通信会社のサービス安定性・信頼性あり一部有料、対応端末限定