学習塾の場合

20代から塾講師の仕事をしてきました。

アットホームな塾でしたので、自分のペースで教材を準備し、生徒にできる限り分かるように説明する仕事です。

生徒が理解できたかどうかは、小テストの点数などで把握して、上がらなければ勉強時間を増やすなど、調整して行いました。

これが20年以上も前の話なので、それ移行は、パソコンによる教材づくりが進んでいき、教え方もマニュアル化が進んできました。

次第にITの情報や管理を利用した授業に変わってきました。

この仕事で、疑問に思うのは、授業の時間に対して授業料をもらってきました。しかし、中には、「成績が上がらない」と不満をいうご父兄もありました。今思えば、そういうご父兄には「成績を上げた分の成果報酬をもらえば良いのかな?」となんとなく思います。実際は、そういうやり方をしたことは、ありません。

 

学校の教師の場合

知り合いの教師の様子を観察しました。

学校の教師は、たいていは県の教員採用試験を通った人なので、教育スキルは持っているのが前提になっています。

しかし、実際は授業でなされるべき成果を上げれていない教師もいます。教師は、基本的には話すのが仕事なので、話をしたら自分の仕事は完了したというスタイルの人もいます。

塾と同様に、授業の成果をテストの点数で管理をするだろうけど、点数に効果が出ていなければ、授業が成立しないわけではありません。

また、自分のやりたいことを授業で行って生徒のためになっていない場合もあります。

そういう教師の仕事は、近年の仕事のデジタル化の観点で見れば、仕事をしたことを数値化できるのか?という話が出てきても良いと思います。

学校の授業のデジタル化できにくいところは、人と人の関係ゆえです。

ここで問題なのは、仕事を実質的に行った教師と、実質的に行っていない教師が存在してしまうことです。

そして、後者に高い給料が支払われることです。

 

会社やものづくりと教師の違い

教師の仕事は特殊で曖昧です。

製造業、販売、清掃業、医師、エンジニアなど、他の仕事を見てみると、全て結果・成果が伴わないと代金は支払われません。

教師に何を求めるかによって、成果の意味は変わってくると言えますが、「生徒の学習進度を実質的に進めたか」が、その成果になるでしょう。

理想的には、それを数値化し、教師がどれくらい学習進度を進めたのか分かれば、教師の仕事量を測定することはできると思います。

これからの技術をうまく活用して、教師の仕事も数値化して仕事管理するようにしていくのが望ましいと思います。

実質的に成果を出さず、自分の言いたいことをただ喋っているだけの教師が給料をもらい続けることは、良くありません。